Message in a Bottle

ケビン・コスナー主演の 『Message in a Bottle』 を観ました。

以前から、その映画のタイトルと、
妻を亡くした男性が、妻への手紙をボトルにつめて海に流し、
そのボトルを拾った女性と、心を通わせていく物語...
くらいの内容は知っていたけれど、
なんとなく“愛する人を亡くした人の物語”に予想されるイメージがあって
観てみたいと思えることなく、今日まで至っていました。

仕事での疲れやストレスを解消しきれなくて
今日は、予定も立てずにのんびり過ごそう!と決めていた休日、
何気なくつけたTVで、この映画が放送されていて、
それがちょうど、拾った手紙の内容が綴られている場面で、
愛する妻へ宛てた言葉を聴いているうちに
そのまま観続けてしまいました。

映画を何本も観ていると、初めて観る映画でも、
どこか、その物語の先を予想しながら観てしまうような、
登場人物の心の動きを、
自分や自分のまわりにいる人物にあてはめて観てしまうことがあって。
まっさらで、その先の展開に枠を決めない状態で、
その映画に向き合う...ということができない時があって、
この映画を観ている間も、彼女はこう言うかな?
彼はこう答えるかな?きっとこんな感じで、結末はこんな感じかな?と
場面ごとに、思考をめぐらせて観ていました。

彼女が、手紙から彼の居所をつきとめて逢いに行く場面までは、
『めぐり逢えたら』に似てるな...とか、
ポール・ニューマンが登場すると、「わぁ、豪華なキャスティング」と思ったり、
(ポール・ニューマンを見て、豪華なキャスティングだと感じるのは、歳のせいかな?)
ケビン・コスナーが登場すると、
「そりゃぁ、こんないい男が、手紙の差出人だったら...」など、
物語の中の世界に入り込めず、
そう感じて観てしまう自分は、よっぽど心が乾いてるのかな...なんて
思いながら観ていたのですが、
実際の映画の展開は、そんな私の乾いた心で予想できる展開とは
全く別のものでした。


そうか...こういう終わりなのか。

あまりにも美しく、あまりにも悲しい結末。
彼女は、その後、もう一度、誰かを愛することができるのだろうか?
彼に、新しく始まる人生を感じさせることができた彼女は、
その後の人生を、どう歩むのだろう?


まさに、“観たいのは、その後のストーリー...”という気分。



「自分と自分の居場所を見失わないように...」

自分の人生にとっての、コンパスだと思えるような出逢いが、
一人の人生の中で
何度訪れることがあるだろう?

 





そして、ここにこうして、気持ちを綴っている...
投げかけている、ということも
想いを瓶に詰めて、海に放っているようなものなのかもしれない...と。

誰かが拾って、誰かの心に、届くことがあるなら...
と、願うように。
[PR]
名前
URL
画像認証
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

by sawaki-home | 2013-06-16 12:29 | movie | Comments(0)

Painting is poetry that is seen rather than felt, and poetry is painting that is felt rather than seen. [Leonardo da Vinci]


by sawaki
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31