素材の力


最近は、スマホのカメラ機能で、写したものを
いろんな画像に加工することができますよね。

自分で撮った画像を、コントラストや色彩を変えてみたり
ポスターっぽくしてみたり
編集しだすと時間を忘れるほど面白く止まらなくなります。

けれど、そんな画像編集をすればするほど
最初に撮る、もともとの写真の構図やアングルなどが
とても重要だと感じています。


たとえば、
たくさんの作品の中から、心を惹くものを選び取る。
それを、さらに磨きをかけ、さらに良いものに仕上げる。
または、別の違った魅力を引き出す。

というのは、
もともとその作品に、心を惹く吸引力がある上で
磨きをかけたり、アレンジをしたりするから
新たな光りを放てるのだと思う。

謂わば、メジャー・リーグで活躍する素材。

そして
たくさんの作品の中で、心を惹かずストックとなったものは
謂わば、マイナー・リーグの素材。

その、マイナー素材を、あれこれアレンジしてみても
心を惹くものを磨いた作品と同等の光りは放たない...
と実感します。

マイナーとしては、良くなっても、メジャーとは吸引力が違う。

マイナーの中だけで、まわりを見渡して
当初より良くなったからといって
メジャーに引けをとらないものになったわけではない。


ストック作品を、どんなにアレンジしても、作品としての吸引力には限界があり
ストックをアレンジしたんだな...ということが伝わってしまうというのか
過去のストックを今風にアレンジしても、
なんとなく、惰性を感じてしまう。

惰性を感じたものを、いくら集めても
惰性の集まりでしかなく、とてもつまらないものになってしまう。

どんなに目先を変えても
アレンジに熱中しても
素材の力が、作品の吸引力を左右している。


アレンジに力を注ぐ前に、まず良い素材を作る。
陶芸でも、そば打ちでも、栽培でも...
より良いものとして、選ばれるものを作りたいなら
そこを疎かにしては、駄目なのだろう。










※注意
(くれぐれも、これは、写真のような...
 素材の出来を後から変えられないものの話です。

 どんな要素を秘め、
 いつ開花するか定かではない
 人間の話ではありません。
 

 誤解のないように...

 以前は、マイナーでも目立たなかった人物が、何かのきっかけや努力で
 メジャーで活躍するようになる...という可能性は確かにあると思います。)
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by sawaki-home | 2016-03-21 13:20 | art | Comments(0)

Painting is poetry that is seen rather than felt, and poetry is painting that is felt rather than seen. [Leonardo da Vinci]


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