愛とやすらぎのために


晴れ、木曜日の昼下がり...
北海道立旭川美術館で開催されている展覧会
『ひろしま美術館所蔵 フランス 近代絵画をめぐる旅』
に行ってきました。

1978年に広島市に開館した美術館は
〝愛とやすらぎのために”をテーマに掲げ
ヨーロッパおよび日本の近代美術の作品収集に力を入れ
とりわけ「印象派美術館」と称されるほど
充実した印象派コレクションで広く知られているのだそう。
(展覧会図録より)

今回の展覧会に出品されていたのは
19世紀以降の近代フランス美術45作家61作品。
モネ、ルノアール、ゴーギャン、セザンヌ、ピカソ、シャガール...etc
名だたる画家の作品が並んでいました。

仕事の都合などもあり、
興味のある展覧会にも、なかなか行けずにいたので
久しぶりの絵画鑑賞となりましたが
TVの美術番組や画集で観るのと違い、
やはり実物を肉眼で見る...というのは
筆遣いや色合いに、画家の息遣いを感じるような
生身の人間の作業が伝わるような気がしました。
そして、既存の解釈や技法の枠を打ち破り
新しい絵画作品への創作に挑んでいった画家たちの
意欲や苦悩も含めた熱さも感じられました。

子どもの頃から、何度も画集や展覧会で観てきた画家の
作品でしたが、上手に、本物っぽく描くというのではなく
様々な視点や表現方法を試行錯誤しながら、
独自の個性を見いだし描きこんでいる作品を観ていると
自由に表現し、自由に描いていいのだ!ということを
改めて、教えられた気がしたと同時に
近頃の自分が、小さな価値観の中に押し込められていて
その中で、右往左往し、窮屈さを感じながらも
自分自身の感性も思考も、その枠の中で納めなければ...
と思いすぎて、悶々としているんだな...と思いました。

〝もっと、自由でいいんだ...”

今回の展覧会を通して、まさにこれを実感しました。


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今回の展覧会の図録と、マグネット。
展覧会を観た時に、自分へのお土産としてクリアファイルや
マグネットを買うことが多いのですが
今日は、パステルの発色が、特に印象的だった
オディロン・ルドンの『青い花瓶の花』のマグネットを
購入しました。
我が家の冷蔵庫の側面には、もうかなりの数のマグネットが
くっついているのですが、新たに一つ仲間入りです。

今回の展覧会で、初めて知った作品もたくさんありましたが
その中で、今日の私の心にとまったのは
レオナール・フジタ(藤田嗣治)の『アッシージ』
なんとなく、今の自分の心が惹かれる...というのか、
好きだな...と思いました。


ひろしま美術館のHPを見てみると、
実物を観てみたいと思うような作品が他にもたくさんありました。
もう20年くらい前に、広島を訪れたことがあるのですが
心残りになっていることもあって...
いつか、もう一度、行きたいと思っています。

そしてその時は、8月のヒロシマに...と思っています。

 
 


 
 
 
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by sawaki-home | 2016-08-04 23:00 | art

Painting is poetry that is seen rather than felt, and poetry is painting that is felt rather than seen. [Leonardo da Vinci]


by sawaki
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