鳥肌

 

衣笠祥雄さんが亡くなられて

彼の功績や人柄を紹介する番組を、あちこちで観ました。

 

その中で、連続試合出場を続けていた現役当時

ジャイアンツとの試合で、西本投手から受けたデッドボールで

肩甲骨を骨折し、全治2週間という診断を受けながら

翌日の試合に代打で出場し、フルスイングで3球三振という姿を見せた後、

その3球について

1球目はファンのために」

2球目は自分のために」

3球目は西本君のために」フルスイングしたと言われていたと知り

その3球目に、鳥肌が立ちました。

 

自分に期待してくれているファンのために...

それでも続けていくんだという自分自身のために...というのは

なんとなく想像ができたのだけれど

3球目は、自分に怪我を負わせ、自分の連続試合出場が途切れてしまったら

きっと西本投手は、その重荷を一生背負って生きていくことになる...

そんな重荷を、彼に背負わせたくはない、

そういう想いからの、「西本君のために」だったのではないかと。

 

情けないかな、いまの私には、その視点は見いだせませんでした。

 

けれど彼は、それをすぐに言われていて、それは、

常に、支えてくれるファンや、自分自身の想いだけではなく、

対戦する相手に対しても、同じ舞台で、人生を共にしている仲間として

捉えていたということなのだろうと思いました。

 

なんだか...上手く言葉にできないのだけれど

彼の、人としての凄さに感服したのと同時に

近頃の自分を含めた、がっかりすることの多い世相の中で

彼が亡くなられたことの惜しさと

自分の生き方を、ここでも、投げかけられたような

そんな気持ちになりました。

 

衣笠祥雄さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

 

 

 

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by sawaki-home | 2018-04-30 01:00 | sports

Painting is poetry that is seen rather than felt, and poetry is painting that is felt rather than seen. [Leonardo da Vinci]


by sawaki
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