雨の日の「雪の日に」

 

雨の夜だけど、吉野弘さんの「雪の日に」を読んだ。

 

ひとつの心の中に、誠実に捉えられているものと

誠実ではいられないものがある。

どちらも、偽物ではなく、

自分という、ひとつの心の中に存在する。

それが事実だと思う。

 

誰かに伝えたい想いがあるとき、

何かに揺さぶられる感情があるとき、

自分の中にある様々な感性が

出たり、引っ込んだり

素直になれたり、強がったり、

隠そうとしたり、隠せなかったりする。

それを全部ひっくるめて

正真正銘の自分なのだろうと思う。

 

どういう答えを選べば、間違いではないかも

どういう行動を選べば、誠実さが伝わるのかも

おおむね、わかっていながら、

それを選べていない自分と向き合うとき

自分の中にある誠実な思考が

なんだか偽りのように思えてしまったり

まわりを欺いているように感じてしまうけど、

甘さを承知で願うなら

そんな不完全な自分を受け入れて欲しい。

 

ずるさも、弱さも、身勝手さも

許容の範囲であって欲しい。

 

それが私の、ばか正直な本心だな...と。

 

 

雨の日に、吉野弘さんの「雪の日に」を読みながら

そんなことを思った。

 

 

 

 




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by sawaki-home | 2018-08-09 20:00 | book

Painting is poetry that is seen rather than felt, and poetry is painting that is felt rather than seen. [Leonardo da Vinci]


by sawaki
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